オーダーのバッグです。
写真を撮ってみたのでバッグ本体制作の流れを簡単に。
今回は裏が青色、表がナチュラルグレー。
ふわふわの状態の羊毛(原毛といいます)を少しずつちぎって並べていきます。
バッグなので袋状にするため、出来上がりよりも大きい形に切ったビニールをくるむように何層にも重ねます。(バッグの口になる部分はくるまない)青の層→グレーの層の順に。(逆に中表で作ってもよい)
しっかりしたバッグを作りたいので、たっぷりの原毛を使っています。(グレーの原毛も重ねた時点で高さ30cm以上になっています。)
並べた原毛が動かないように網をかぶせて、上から石鹸水をかけ手で擦ります。(だいたいフェルト化してきたら網や中のビニールははずします。)
手で擦ったり丸めてローリングするなど摩擦をかけ続けることによってフェルト化が進みます。
これは羊毛繊維の表面のうろこ状の部分(キューティクル)が湿った状態では開いているので、これが互いに絡み合い、縮んでいくからです。(縮絨といいます。フェルティングニードルでのフェルトとは異なるメカニズム)
この縮絨をしっかりとすることによって密で丈夫なフェルトとなります。(若干のコツと根気と体力勝負!)
ここまで数時間。表のグレーにもうっすら青色が混じってきました。(縮絨が十分にできた目安)
原毛から一気に立体化するので、縫い目の全くない丈夫なバッグの出来上がりです。(大き目のポケットもおそろいで)
革などと違って軽いところも使いやすい点です。
大物フェルトはちょっと久しぶりだったので筋肉痛がこわいです。(弟が上手になったのでまかせることも多いのです。)でもやっぱり楽しかった!
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